「立憲主義」とは?

りっけんしゅぎ / 憲法・司法
憲法というルールによって、政治を行う側(権力)の暴走に歯止めをかけ、国民の自由や権利を守ろうとする考え方です。ふつうルールは国民が守るものですが、立憲主義では発想が逆で、「大きな力を持つ政府の側こそ、憲法に縛られなければならない」と考えます。たとえ多数派であっても、憲法が保障する個人の権利を侵してはならない——これが近代の民主政治の土台になっています。

国会でこの言葉が使われた場面

国会会議録から、この言葉を含む発言を新しい順に、会派が偏らないように機械的に選んでいます。運営が発言を選んだり、要約したりはしていません(原文のままです)。Re目安箱は賛否の立場をとりません。

2026-07-16衆議院憲法審査会
國重徹中道改革連合・無所属
……そこで、本日は、私たち中道改革連合がどのような姿勢で憲法に向き合っているのか、そして、今国会で集中的に議論がされた憲法九条や緊急事態条項を中心に、私たちの考えを国民の皆さんにお伝えしたいと思います。私たちの基本姿勢は明確です。立憲主義を政治の土台とし、権力の濫用を防ぎ、個人の尊厳や国民の権利を守る。憲法は、権力を持つ側の都合のためではなく、国民の権利と自由を守るためにある。これに尽きます。私たちは、改憲それ自体を目的とする立場には立ちません。
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2026-07-16参議院皇室典範等の一部を改正する法律案特別委員会
長浜博行立憲民主・無所属
……戦前の皇室典範は宮務法と呼ばれ、憲法と同格であり、国民が議論などできない皇室の家法、家の法でした。戦後は、最高法規としての日本国憲法を頂点に、下位法である政務法で、もちろん皇室典範もその一つですが、法体系が構築されております。立憲主義、民主主義による法治国家なのでございます。そして、皇室典範第一条には、皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承すると書かれています。しかし、どうでしょう。
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2026-07-14参議院内閣委員会
伊藤俊幸参考人
……第二点は、我が国の違憲審査は司法が事後に判断する仕組みということです。すなわち、国会が合憲性に真摯に配慮した上で境界を定め、司法がそれを審査する、この往復こそが立憲主義の営みと私は理解しております。つまり、違憲への疑いの対処は、法制化しない、断念するということだけではないということです。
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出典:国会会議録検索システム(国立国会図書館)

この解説に出てくる言葉

Re目安箱では、この言葉が使われている国会での実際のやりとりを、 会議録の原文で読むことができます。あなたの選挙区の議員が何を話したかも調べられます。